営業所Branch Office
Work 私たちの仕事
プラントの安定操業に貢献
株式会社ADEKAの国内工場内にある当社営業所を拠点に、日常の保守管理や計画修繕を行っています。機械設備/電気・計装/土木の専門知識と様々な計測機器を使いこなし、プラントの安定操業に貢献していく責任ある仕事です。当社社員は日々の業務や資格取得を通して、保全技能や専門技術の向上に努めています。
求められる能力
長期にわたる業務として各工場内の既存設備の大規模な改修工事や新規プラント建設工事にも携わり、計画立案から設計・調達・施工という一連のプロセスを担います。お客様や協力会社と連絡調整する場面が多く、高い調整能力とコミュニケーション能力が求められます。
4つの安全
株式会社ADEKAの製造現場では安全に対する意識を重要視しています。製品の“品質安全” /働く人の“労働安全” /地球と事業の“環境安全” /機器等の“設備安全”という“4つの安全”を基盤とし、マネジメントシステムや現場の改善活動などをお客様とともに取り組んでいます。
Information ADEKA国内工場の紹介
鹿島化学品工場/鹿島食品工場
鹿島化学品工場/鹿島食品工場は、2つの事業を担う株式会社ADEKAの主力工場です。
化学品は、化学薬品を原料として混合/反応/精製を行い、半導体や電子部品などの最先端分野向けの商品を製造しています。
食品は、原料の油脂を精製・加⼯し、マーガリンやチョコレート⽤油脂などを製造しています。
千葉工場
千葉⼯場は、化学品事業の主⼒⼯場です。
⾼速道路に使⽤するエポキシ樹脂や、化粧品の基材となるポリエーテル、医療品の配合剤やプラスチックの原料となるプロピレングリコールなど有機化学品の商品を製造しております。
三重工場
三重⼯場では、プラスチックに配合して機能を向上させる樹脂添加剤などを製造。主な用途は、電気・電⼦部品、建材、⾃動⾞⽤部品、電線などで、多種多様なニーズに対応しています。
富士工場
富⼠⼯場では、紙や繊維の漂⽩に使⽤される過酸化⽔素、プリント基板のエッチングに使われる過硫酸塩、漂⽩剤や⾷器洗剤の素となる過炭酸ソーダなどを先進の⾃動管理体制により製造しています。
明石工場
明石工場は、マーガリン・ショートニングを主体とした業務用加工油脂などを製造している食品専用工場です。品質管理においては、食品安全マネジメントシステムの国際規格“FSSC22000”に基づいた活動をしています。
相馬工場
相⾺⼯場では潤滑油添加剤を製造。当製品は、⾃動⾞の燃費向上や環境負荷低減に貢献しています。昨今の需要増に対応すべく、2019年に新たな製造設備を設置し、製造能力が2倍になりました。
Interview 社員インタビュー
電気・計装系エンジニア
S.A.
所属:電気・計装系エンジニア
専攻:県立高校電気科
入社:2015年/新卒採用
入社を決めた理由は?
就職活動のときに電気系職種の求人募集のなかから当社の情報を見つけました。そこには「現場作業だけでなく、監督の仕事もできる」との記載があり、“自分の専門知識も活かせるし、監督という未知の仕事にチャレンジできるのではないか”と興味を持ちました。
その後、会社見学に行き、職場の様子から、社員同士が素を出して話しをしているように感じました。分からないことがあっても周りから放置されると成長に結びつかないので、職場の雰囲気は重要です。この会社は“常に先輩に質問ができるような環境”だと感じ、入社を決意しました。
現在の業務内容は?
日々の業務は設備の保守管理です。主に設備の更新・改修工事の管理がメインとなります。例えば、担当領域は電気・計装で制御盤の不具合などに対応します。自分で対処できる範囲であれば速やかに直しますが、例えば流量計が壊れてしまって、新しい計器を購入する必要がある場合、メーカーや協力会社に問い合わせをして、見積金額の確認や納期を管理します。
高校で学習した知識は基礎的な部分としては役に立ちますが、そのまま実際の現場で適用することはできません。最初は戸惑いましたが、先輩や上司の教えを受けながら、基本的な仕事の流れを習得しました。大切なことは経験です。入社2年目になると、ひとりで担当する業務が増えました。“自分がしっかりやらなければ先に進めない”と意識し、自分から「こうしましょう」と積極的に発信するようになると、習得する知識量が増え、考える力が身に付きました。
今後の目標を教えてください。
監督の仕事は、実際にやってみるととても大変です。現場の要望と業者からの勧めが真逆なこともあり、それを取りまとめることに苦労します。双方から譲れない点を聞いて、そのための妥協点・落としどころを探っていきます。妥協は必要ですが、同時に反省点もあります。現場と業者の間に立つ私たちだからこそ見つけられる最適なバランスがあると思うので、単なる妥協点ではなく、最適解を見つけられるようになりたいと思います。
そのためには、経験値を積むことが必要です。経験を積めば、新しい知識を得るチャンスも増えます。積極的に新しいチャレンジをしながら、経験を重ねていきたいですし、当社にはそのチャンスがたくさんあると思います。
新入社員時代の1日の流れは?
始業の8時半からグループ別のミーティングがあり、9時頃から事務所で製造エリア・工程ごとの設備や工事についての説明を受けます。午後からは現場に入って説明を受け、一つひとつの設備の用途や、どのような工程や設備につながっていくのかを細かく教わります。
このような新入社員の研修は、入社後約1か月続きます。その後は、各エリアに振り分けられて、上司や先輩に業務を教わります。2~3年目から徐々にひとりで仕事を任されるようになります。
電気・計装系エンジニア
H.M.
所属:電気・計装系エンジニア
前職:電気・計装工事会社
入社:2016年/キャリア採用
入社を決めた理由は?
前職では、当社の協力会社に所属し、コンビナート構内における電設工事の現場監督をしていました。そのため、会社の魅力はある程度、理解していたつもりです。一般的に元請会社と協力会社という関係下では、トップダウンで無理を言われることもあります。ところが、協力会社の立場をしっかり理解し、フラットな関係で接してくれて、非常に仕事がやりやすい会社だと感じていました。
仕事内容は大きく変わりませんが、規模やコンビナート内での元請会社としての立場に惹かれ、私から会社に働きかけ、転職を志願しました。
仕事で成長を感じたことは?
前職は施工会社で工事作業員を監督する立場で、携わる業務は電気工事という限定された領域です。現場経験を通じて特定分野の深掘りはできますが、知識の習得は重要視されておらず、自分の中に蓄積されてはきませんでした。
しかし当社では、専門知識と論理的思考力が必要となります。それなりに勉強が必要ですが、新しい知識が増えることは単純に楽しいですし、何となくやっていた経験と論理が一致し、点と点が繋がるような感覚がおもしろいですね。
これから挑戦したいことは?
一般的な転職では、自分が持っているスキルを携えて職場を移るだけなので、目指すことはあまり変わらないと思います。しかし、私はキャリア採用で、なおかつ協力会社の立場から移ってきたため、“ここで頑張りたい!さらにスキルアップしたい!”という意欲が湧いています。自分のやる気次第で知識を深めることができますし、技術が高まっていけば、会社の中で存在価値も出していけます。私と同じような想いを持っている方には、とても良い会社だと思います。
1日の流れや職場環境は?
始業開始は、まずメールをチェックします。お客様から「どこかが壊れた」「何かがおかしい」といった依頼のメールが寄せられるので、緊急性のある事案から順番に現場に向かう段取りをします。朝礼は、所長が取り仕切り、その日の予定などを共有。現場の対応をしているだけでも1日が終わってしまいますが、伝票処理などの事務作業もあるため、集中作業できる時間を確保するようにしています。会議は、所内会議と自分が担当しているエリアの設備の会議が月1回開催されます。
日々の流れは、現場対応や設備保全がメインです。保全の件数は、午前と午後に1件ずつくらいで、まず原因を究明し、簡単に直せるものは即座に対処。完全に故障している場合は、代替機の選定をします。代替機がなければ設備ごと更新する場合もありますが、基本的には代替機が使えるように少し改造したり、配線を変えたりして対処します。